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台湾のミュージックフェスティバルに行ってみませんか?

台湾のミュージックフェスティバルに行ってみませんか?


日本で一番有名な台湾のミュージシャンと言えば、誰が思い浮かびますか?台湾の音楽の流行はどんなジャンルでしょうか?台湾のミュージックシーンの流行は、C-POP全体の指標とも言え、アーティストたちは、それぞれの独自性を持った音楽を作り出しています。

メジャー音楽だけでなく、インディーズ音楽からも、しっかりと台湾音楽の特色を感じることができます。今人気のアーティストたち、例えば五月天(メイデイ)、蘇打綠(ソーダーグリーン)、盧廣仲(クラウド・ルー)、陳綺貞(チアー・チェン)なども、みんなインディーズ出身であることもよく知られています。そういった魅力ある台湾の歌手たちを育てたのは、台湾各地で開かれる大小様々なミュージックフェスティバルと思います。

台湾では、季節や場所に関わらず、毎月と言っていいほど台湾のどこかでそれぞれの趣向を凝らしたミュージックフェスティバルが行われています。今回は、自身もシンガーソングライターである、私チェシャ猫がミュージシャンとしての目線で、ぜひ体験してもらいたいと思う台湾のミュージックフェスティバル定番編をご紹介したいと思います。

文芸青年に人気のミュージックフェスティバル:簡單生活節Simple Life

開催時期:隔年の12月上旬
開催場所:華山創意文化園區

2年に一度開催される「簡單生活節」は、「做喜歡的事,讓喜歡的事有價值(好きな事をすれば、価値になる!)」というコンセプトの下、台湾独自の視点を大切にしています。2006年に第一回「簡單生活節」をスタート、毎回「Simply Smile」「WE ARE BEAUTIFUL」「WE ARE YOUNG SHOULD BE WILD」など、その年ごとのスローガンを作り、音楽フェスティバルにだけフォーカスしているというより、自分の中で価値を見出すというトータルライフスタイルのメッセージ性が強いイベントです。

3日間続くイベントは、3~4カ所に設置される舞台だけでなく、様々なエキシビションや100ブースを超えるマーケットも見所。イベント全体から、台湾らしさを感じられるフェスティバルです。「簡單生活節」は現在、文青(台湾のサブカル系の若者)や、音楽好きがとても楽しみにしている音楽フェスティバルです。

台客青年に人気のミュージックフェスティバル:

開催時期:10月中旬
開催場所:台北花博公園
搖滾辦桌 ROCKBANDOH

「搖滾辦桌」主催者提供。

2011年に第一回をスタート以降、台湾で一番ローカル感のある音楽イベントだと言えます。台湾伝統スタイルの道端で行う宴会のような雰囲気をイメージし、音楽を通じて集まった人たちの気持ちを一つにして、台湾文化と音楽が起こす化学変化を楽しむスタイルは、最も台湾っぽさの溢れる音楽フェスティバル。

台客青年*たちに大人気です。パフォーマンスを見ながら、おいしい台湾グルメにも舌鼓を打てる一味違った趣向の音楽フェスティバル。こういった地元文化色の強い音楽フェスティバルは世界中でも大変珍しいです。5カ所に設置されたステージは、「臺灣味(台湾テイスト)」「戲台邊(舞台際)」「大廟口(廟の入り口)」「燒酒仙」「勇氣舞台(フリーステージ)」に分かれています。そしてなんと、イベントが行われる2日間で240テーブル分の料理が用意されます。

台湾最大の移動型舞台車が並び入れ替わり立ち代わりロックバンドがステージに上がり会場を盛り上げます。そして音楽に酔いしれる中、腕利きのシェフが作るごちそうがテーブルに運ばれてくるという、耳でも目でも舌でも楽しめる音楽フェスティバル!台湾の文化を音楽からも、お腹からも存分に感じることができますよ!イベント会場は懐かしい子供時代を思い出すようなマーケットや、セクシーなビンロウ屋台などもあり、見所満載。

*台客:元々はダサいとか、チンピラっぽいという意味合いだった台客という言葉が、台湾らしさを愛する人という言葉に変わってきた言葉

森ガールに人気のミュージックフェスティバル:黑熊部落露營音樂祭 KUMA TRIBE

開催時期:11月中旬
開催場所:顏氏牧場

「黑熊部落露營音樂祭」主催者提供。

2014年からスタートした「黑熊部落露營音樂祭 KUMA TRIBE」は、山の中の牧場で行われます。大自然の中で都会の喧騒を離れて、音楽とキャンプ生活を楽しめるミュージックフェスティバルは、、参加する人と人との距離を近くなるような時間を過ごせます。森の中2カ所に設置されたステージ「黑熊舞台」(黒熊ステージ)と「部落舞台」(ムラステージ)では、緑の中でリラックスしながら音楽を楽しめます。他にも様々なワークショップやイベントがあり、1泊2日で大自然と趣向を凝らしたアクティビティが楽しめます。2017年は11月25、26日の日程で、彰化縣の顏氏牧場で開催が決定しました。台湾は山や森がとても美しい場所としても知られますが、環境保護の概念から近年、森の中で行われるイベントが少なくなりました。せっかくの機会なので、ぜひ台湾の大自然と音楽を満喫しましょう!

ロッカーに人気のミュージックフェスティバル:墾丁春天吶喊音樂祭 Spring Scream

開催時期:4月上旬
開催場所:墾丁鵝鑾鼻公園

「春天吶喊」は「春吶」とも呼ばれ、1995年から20年以上続く、台湾で最も歴史のある音楽フェスティバルです。今や、台湾最大規模の国際音楽芸術文化イベントへと発展しています。2007年には、台湾最南端の墾丁鵝鑾鼻公園で開催され、これは国家公園で行われた初めての大型イベントにもなりました。3日間のイベント期間中、10か所のステージで同時に演奏が行われます。每年500組を超えるミュージシャンからの応募があるほどですが、その中でも選りすぐりの国内外のアーティスト約200組が出演します。毎年このイベント開催時は、墾丁周辺の交通が大混雑。これも台湾の春の風物詩とも言えます。

南国の太陽や情熱を感じられ、解放感も台湾一。自由な音楽フェスティバルの雰囲気が好きな人にはたまりません。台湾の音楽ファンだけでなく、毎年海外からも多くの旅行者が参加します。台湾の音楽フェスティバルの基盤を作ったとも言えるイベントで、外すことのできない音楽フェスティバルですよ!

どのタイプのミュージックフェスティバルが気になりますか?次回台湾を訪れる際や、台湾の音楽旅を計画するときに、ぜひご参考にしていただければ嬉しいです。音楽を通じて、また違った台湾の魅力を見つけるのもいいですね!

寄稿者情報

チェシャ猫
台北在住のシンガーソングライター。台湾及び日本でライブ活動を行っているほか、音楽・文化・旅行を通して日台交流を目指す音楽の旅人。作品に、シングル『如果(もしも)』やアルバム『再一次,旅行(また、たび)』、著書『日本音樂旅人手札(日本音楽旅人手帳)』などがある。 Facebook:https://www.facebook.com/CheshireCatMusic 
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