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自由自在な台湾の会社文化第二弾:朝ご飯・昼ご飯・アフタヌーンティー(おやつ) 会社での三食

日本のサラリーマンの1日を想像して見てください。
「朝起きて顔を洗う→朝ご飯を食べる→電車で出勤→午前の仕事開始→昼ご飯→午後の仕事開始→残業→残業→残業→帰宅→晩ご飯」

ある台湾のサラリーマンの1日はこんな感じです。
「ギリギリの時間まで寝て起床→バイクを飛ばして出勤(地下鉄やバスで出勤)→朝ご飯を買う→会社で朝ご飯を食べる→午前の仕事開始→昼ご飯+昼寝→午後の仕事開始→おやつの時間→残業→外で晩ご飯→帰宅」

日本のサラリーマンが長い勤務時間の中で昼ご飯の時間だけしか飲食をできない(残業時間でさえ自由に食べられない)のに比べて、台湾のサラリーマンは会社に入れば常に口を動かしています。台湾のサラリーマンの会社での食事は、朝ご飯から始まります。

大半の台湾人は外の店で朝ご飯を買います。朝ご飯を買い、学校や会社に着いてから食べるのです。高校生は朝ご飯を食べながら小テストをし、サラリーマンは朝ご飯を食べながらメールのチェックをし、食べ終わると本格的に仕事を始めます。これを見て上司はどう思うのでしょうか。上司も同じように朝ご飯を食べていますし、早く食べ終えれば仕事にも影響しないので、ほとんどの上司は黙認してくれます。

日本の会社では不可能なこと「アフタヌーンティー(おやつ)は台湾のOLやサラリーマンの活力源です。上司に怒られたり、ノルマが達成出来なかったり、食べ過ぎて眠気に襲われたり……色々な理由で疲れている午後3時は砂糖半分で氷少なめ(半糖少氷)のタピオカミルクティーや熱い水煎包の方がどんな栄養ドリンクよりも眠気を覚ます効果があります。

自由奔放な台湾の会社文化のもとで、この1年で急成長したUber Eatsや空腹熊猫などのグルメ配送アプリは台湾サラリーマンの3時のおやつの新しいパートナーとなりました。こうしたアプリが提供するサービスは料理を配達可能なレストランを募ってメンバーとし、お客さんから注文があれば配送会社がレストランに料理を取りに行ってお客さんに届けるというものです。

配達してくれる料理は飲み物・スイーツ・台湾小吃(軽食)・アメリカ料理・タイ料理など実に様々です。あなたが思いついた料理は、指を動かすだけで会社に届くのです。

ごめんなさい。これは我が社の注文です。ミルクフィッシャーさんご夫婦、会社に遊びにきてくださってありがとう!(編集部より)

もしお腹が空き過ぎて料理の配達を待てない時のために、多くの会社には社畜の餌エリアがあります。食べ物の大部分は団購の商品・持ち寄ったもの・会社宛てのお土産などで、お腹の空いた社員は通り過ぎがてらさっと食べることができます。通り過ぎる時に品揃えをチェックするのも多くのサラリーマンの息抜きでもあります。

こちらは我が社の冷蔵庫です。(編集部より)

でもこうした食べてばかりの会社文化によって多くのサラリーマンが肥満という労災にかかり、お金の無駄遣いもサラリーマンやOLの悩みになっています。

私が働いている会社はたま〜にお客さんが来るので、勤務時間外の18時以降にならないとものを食べてはいけない決まりになっています(私は上司が見ていない所でよくこっそり食べていますが)。でも実際はお客さんは会議室が応接室に案内されるので私たちの机の上がお客さんに見られる事は全くありません。ものを食べてはいけないというそもそもの理由は勤務時間にものを食べているとダラダラしているように思われるという他人からの評価の問題なのです。

実は私たちを監視しているのはお客さんではなく変態な上司なのです。

以前団購を紹介したのでご存知かもしれないですが、会社でものを食べるのはごく普通のことだし、同僚との大事な交流の時間なのです。美味しいものを食べた時は喜び、美味しくないものを食べた時は共に立ち向かいます。

一緒にものを食べる時間が同僚との友情を深めるのです。もし日本の職場交流が会社を出た後の飲み会から始まるのなら、台湾の職場交流は勤務時間中のアフタヌーンティーから始まるのです。日本の職場改革はプレミアムフライデーよりも自由な食事環境から始めるべきではないでしょうか。

最後に大事なことですが、もちろん台湾の会社が全てこんなに自由な訳ではありません。例えば台湾の日系企業などがそうですね。

寄稿者情報

ミルクフィッシャー

高雄出身、現在京都在住、OL兼近江の嫁。マイブームは阪神タイガース藤浪選手。

滋賀県出身、旅行会社に勤務。一番好きな台湾の食べものは虱目魚(サバヒー)。台湾に行くなら断然食べ物が美味しい高雄がおすすめ!

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