Taisuki Café

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小吃目白押し!安い!早い!うまい!台湾式居酒屋「熱炒」のお作法

日本女子の一人旅小吃

先日、日本から友人が台湾へ遊びに来てくれた際に、台湾の友人も誘って3人で「熱炒女子会」を開催してみました。3人とも1人旅が好きな気まま女子です。日本の友人は、これが熱炒初体験!台湾好きな友人にディープな台湾文化を味わってもらうために選んだ、とっておきのお店です。

台湾の居酒屋「熱炒(ラーチャオ)」

熱炒(ラーチャオ)、快炒(クァイチャオ)と呼ばれる台湾式の居酒屋には、アフターファイブで疲れを労う人たち、久々の友人との再会を楽しむ人たち、家族団らんを過ごす人たちなど、賑やかな笑い声で毎日溢れています。

安くておいしい台湾小吃が揃う熱炒ですが、私は、台湾に慣れるまでの数年間、なかなか熱炒に挑戦できずにいました。物怖じしないのが長所だと自負している私ですら、熱炒の独特な「地元感」は、外国人の私には近づき難いものがありました。夜市とか、路上の小吃店とはまた違った感覚、熱炒には「台湾小吃のボスキャラ」みたいな存在感があるような気がします。

でも勇気を振り絞って、一度熱炒に入ってみると、リーズナブルな値段、豊富なメニュー、気兼ねなくワイワイとしている雰囲気が心地よくて、最近はすっかり飲み会と言えば熱炒に集合してしまいます。

台北タラレバ女子会?!熱炒でコテコテ台湾風の女子会もいいんじゃない?

「女子会」と言えば、バルとか、カフェとか、おしゃれな場所で開催するイメージがありますが、たくましい一人旅好き女子の我々には「熱炒女子会」の方がお似合いかもなんて思ってしまいました。オシャレな場所より、安くておいしい料理で肩ひじ張らずに飲める場所。

最近話題を集めた日本ドラマ「東京タラレバ娘」の「居酒屋 呑んべえ」で、タラレバ言いながら、グダグダ飲む雰囲気。台湾版なら熱炒がピッタリ。女子3人が熱炒に集まれば「台北タラレバ女子会」のスタートです。

選んだお店は東區エリアにある「平價快炒」。安くておいしいと地元っ子に評判のお店です。飾りっ気もない、ただただシンプルな店で、少しの汚れっ気(笑)も感じられますが、これが台湾らしさですよね。

熱炒と言えば、店先に魚介類がずらりと並び、外観から目でそそるような熱炒もありますが、こちらはいたってシンプルで、台湾の下町の中華レストランといった雰囲気。
平日、休日問わず、店内はいつも満席で、それぞれ机一杯に料理を注文して、ビール片手にワイワイしています。

これぞ「ローカル感満載」といった雰囲気なので、旅行の食事でふらり…、というのはなかなか勇気がいりますが、思い切って人数を指でサインしながらニコリと入り口に立てば、「這裡!(ここ!)」と座るテーブルをお店の人が指定してくれますよ。(口調は荒くても心は優しい人ばかりです)

熱炒の基本の流れ

お店によってスタイルも異なりますが、基本は同じ。

① お店に入りテーブルに着く
② 店先に水槽や魚が並ぶ海鮮系の熱炒は、店先で好きな素材を選んで、好きな調理方法を指定して出してもらうこともできる
③ その他の料理はメニュー表に書き込んでお店の人に注文を渡す
④ ドリンクはセルフサービスで冷蔵庫から取る (注文制のお店もあります)
⑤ 会計の際は店員さんが注文票と共に空き瓶やペットボトルの数をカウントして計算して会計

ほとんどのお店が、おつまみは1皿100元を売りにしているところも多く、かしこまったレストランよりも、もっとフランクに飲み会をしたい!という時には熱炒がオススメです。

お酒が好きじゃないから熱炒は行けない…と、思っている人もご心配なく!ビール以外にもお茶やジュースのペットボトルもあります。熱炒で飲み会をしても、誰かが「明日朝早いから」「今風邪ひいてるから」と言い出して、結局1滴もお酒は飲まずにソフトドリンクと食事だけで宴が終了することも珍しくありません。熱炒は、安くて料理がおいしいというのもポイントで、ご飯を食べるという目的で行っても大丈夫です。

でも、もしまだ一度も「台灣啤酒(台湾ビール)」に挑戦したことがないという人がいたらぜひトライしてほしい。実は、私は台湾に来るまでビールがダメで、飲み会では専ら「ファジーネーブル」を頼む女子であったのですが、台湾で台湾ビールを飲んで以来、すっかりビール女子に変わりました。

「ビール=苦い」というイメージがありますが、台湾ビールの苦さは本当にちょうどよくて、苦みの中に甘みがあり、本当に飲みやすいビールです。よく「軽い」という言葉で例えられますが、本当に「軽い味わいのビール」なのです。

この日も日本から来ていた友人はビールが苦手で、台湾ビールも未挑戦だったのですが、試しに飲んでみると「苦みが少なくて飲みやすい!」と、驚いていました。もしかしたら、このお店のグラスではなく紙コップ利用というビールらしくない出で立ちも飲みやすさの秘訣かもしれませんね。

とりあえず「四季豆」と「菜脯蛋」を頼めば間違いなし

色々あるメニュー表を見ると、すっかり何を頼んでいいのか分からなくなってしまいますが、どこのお店でも当たりはずれの無いメニュー「四季豆」と「菜脯蛋」がオススメ。

「四季豆」はインゲンマメのような味わいのサヤごと食べる豆です。台湾では一般的に食べられる野菜で、中華風の炒め物にするのがおいしいです。こちらのお店でも「干煸四季豆」(四季豆炒め/100元)はぜひ頼みたい料理です。少しピリ辛のニンニクを効かせた醤油ベースのたれが、サッと炒められた四季豆に絡んでなんとも好吃(ハオチー)な一品です。

「菜脯蛋」(台湾風たくあん入りオムレツ/100元)は、台湾家庭料理の一つで、菜脯という大根の漬物をみじん切りにして卵焼きに入れています。菜脯の強めの塩加減とシャキシャキとした歯ごたえがたまりません。肴にもご飯のおかずにもぴったり。こちらのお店は、白ご飯はセルフサービスでお代わり自由なので、菜脯蛋をおかずにしたらご飯3杯は食べられそうなほどです。

「平價快炒」の看板メニュー「鹽焗雞」(塩蒸し鶏/130元)もぜひオーダーしたい一品。みずみずしいお肉と、ちょうどいい塩梅の味わいがお酒によく合う蒸し鶏です。辛いもの好きな私はセルフサービスで取る唐辛子とニンニクのソースをたっぷりつけて食べるのが好きです。ボリュームがあって130元と驚きの価格にも大満足!

そして〆には「蛤蜊湯」(あさりスープ/小60元) が欠かせません。ショウガの味わいが効いた、あっさり味のあさりスープ。決してギャグではないのですが(笑)、本当にあっさりしているので飲んだ後の〆に丁度いい優しさなのです。

リーズナブルな値段設定が魅力的で、人数がいれば色々な料理にトライしてみてほしいです。ここは、何を食べてもおいしい!

熱炒は、数人でワイワイ訪れるのが醍醐味の一つなので、今回は「一人旅好き女子会」と題して3人で訪れましたが、ここなら一人でそっとご飯を食べに来ても浮かないので大丈夫。メニュー表の「套餐」というカテゴリーから「○○飯」というメニューを選べば、メインのおかずとご飯の定食セットが食べられます。(このお店は、白ご飯はセルフサービスで取ります)お店の片隅で、熱炒の賑やかさを感じながら、定食とビールで「しっぽり女子一人飲み」も出来ちゃいますよ。

もちろん、単品メニューをいくつか頼んで、肴にするのもオススメです。食べきれなかったらマジックワード「打包(ダーバオ/包んでください)」を出せば大丈夫!台湾在住者なら、持ち帰ったおかずに家でご飯をつければ、数日間はこれで暮らせてしまうし、旅行者でもホテルでの夜食にもいいです。

こちらのお店は女性のスタッフさんが多く、女子一人でも気軽に挑戦できるという有難いお店でもあります。居酒屋だと言うのに夜の営業は21時までという、健全な(?!)営業時間も一人旅女子でも利用しやすいポイントです。

平價快炒
場所:台北市忠孝東路四段216巷19弄10號
電話:(02) 2781ー1780
時間:11:30〜14:00 17:00〜21:00

寄稿者情報

MIKIKO
台湾在住6年。台湾情報を伝えるライター.ブロガーとして幅広く情報を発信。美味しいものや目新しいものが大好きで、台湾全土のローカルフードやトレンドグルメを食べ歩いている。台湾人よりも台湾のグルメ情報に詳しい、と言われるほどのくいしんぼう女子。

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